株式会社ココリーチ
共同創業した会社としての活動
プロジェクト概要
株式会社ココリーチは、購買予測システムのLUMIONをはじめ、ライブエンターテイメント現場に向けた製品・サービスを提供する会社です(公式サイト)。どれほど会場が熱狂しても、その熱は終演後には何も記録されず、誰も次に活用できていませんでした。私たちはこの気持ちをデータとして保存し、次の感動へ還元しようとしています。掲げている「気持ちを資産にする会社。」という言葉には、その決意が凝縮されています。
私は共同創業者、副代表兼CTOとして、ハードウェア・信号処理・通信の開発から、経営企画、開発交渉、開発プロジェクトの総統括と技術選定までを担当しています。
創業まで
私はJETRO J-StarXのスタンフォード派遣で現在のCEOと出会い、共同創業に至りました。中高時代にエンジニアとして多くの支援を享受した分、今度は自分が創る人を支援する側に回りたいという意向があり、参画を決意しました。
開発している製品
開発の進め方は一貫しています。イベント運営、演出、グッズ制作と、ライブエンターテイメントに関わる様々な現場に聞き取りに出向き、そこで顕在化した課題を一つずつ製品化して解決する方式です。心拍に合わせて鼓動するぬいぐるみ、NIA / COCOMOの試作も、この過程で誕生しました。
LUMIONは、ライブグッズのセンサーで脈拍を計測し、消費者の潜在購買度をリアルタイムに可視化する購買予測システムです。どの演出が会場の熱量を高めたのかを、勘ではなくデータで提示可能にします。
もう一つの主力製品は、個別制御ペンライトのIrisです。ライブ現場への聞き取りから誕生した製品で、客席を1本単位で発光させ、会場全体の一枚のディスプレイ化を図っています。
これまでの活動
国内では、採択を受けた100BANCHの祭典ナナナナ祭で実証実験を実施するなど、各種の検証を推進しています。また、CEOがDMZ Japan Basecampやメーカーズガレージに参加するなど、会社としての活動範囲も拡大しています。
2025年7月からはJETRO Beyond Japan Zero to Xに採択されてロサンゼルスに渡り、北米ライブエンタメ市場の検証と、現地企業や投資家との関係構築に努めました。2026年には国際学会のIEEE RoboSoft 2026でワークショップ発表も実施しています。事業と研究、双方の場で技術を語れる会社にしていく所存です。