Iris
客席を1本ずつ発光させる制御ペンライト
プロジェクト概要
会場側から一斉制御できるペンライト、Irisです。ブロック単位ではなく1本ずつ個別に発光させることで、客席全体を一枚のディスプレイ化します。株式会社ココリーチの製品として、回路から通信まで開発中です。
構想の発端
構想は、日本屈指のペンライトメーカーへの聞き取りに端を発します。その後、CEOが大規模ライブ会場やアーティスト事務所の関係者へ構想の説明に出向くと、好意的な反応が相次ぎました。既存の制御ペンライトはブロック単位でしか色を変更できませんが、1本ずつ制御できれば、客席は数千から数万画素のディスプレイになります。
開発中の技術
数千から数万本のペンライトを、同時に、更に1本ずつ指定して制御する必要があるため、技術の中心は通信になります。ここは独自の通信技術で解決しており、方式の詳細は非公開としています。
試作機の内部設計。グリップ内に制御基板と電池を収める
試作機の外装CAD
グリップと発光筒の試作開発では、技術選定や開発に関する各種交渉はもちろん、ペンライトに内蔵する制御基板の設計から試作機の外装設計、通信プロトコルの定義まで、私が中心となって指揮・開発してきました。
試作機の発光検証派生的な試みとして、見る角度によって光り方が変化するペンライトなども試作しています。着想した発光パターンを翌日には実物で検証できることは、ハードウェアを自社で製作している強みです。そして、メーカーと連携して現場と直結した開発ができることは、私の強みであると自負しております。