タリン工科大学 Summer School
エストニアでの夏季プログラム
- タリン工科大学(TalTech) Summer School 2024 参加
概要
2024年8月、エストニアのタリン工科大学(TalTech)のSummer Schoolに参加しました。大学1年の夏、私にとって初めての海外プログラムです。
活動の記録
現地ではタリンのTalTechキャンパスでプログラムを受講しました。
電子身分証(eID)の講義
クラウド型のeID手段の講義
eIDASの認証レベルの講義
行政データ連携基盤X-Roadの講義
訪問した委員会室講義と並行して、エストニアの議会や省庁など政府機関の施設を訪問し、現地のエンジニア、企業、議員といった関係者への聞き取りも実施しました。中でも先進的だったのがBürokrattの説明です。Bürokrattは、エストニア政府が開発を推進する行政サービスの統合AIアシスタントで、各機関のチャットボットを相互に接続し、一つの窓口から対話で行政手続きを完了できることを図る国家プロジェクトです。今後の活用が期待される内容でした。
省庁の合同庁舎
5省庁が入居する庁舎のエントランス
省庁での説明会
エストニアのデジタル署名付きで発行された修了証講義外の時間も収穫でした。行政手続きの大半がオンラインで完結する社会が実際に機能している様子を、生活者の目線で観察できたからです。修了証も、エストニアのデジタル署名付きの.asice形式で発行されました。紙も印鑑も登場しません。最後の書類一枚まで、電子政府の国であることを実感させられました。
庁舎前に並ぶエストニア・EU・ウクライナの旗
カドリオルグ宮殿人口130万人の国が、電子政府では世界の最先端に位置しています。制度と技術を一体で設計すればそこまで到達できるという実例を、自身の目で確認できたことが最大の収穫でした。